1947-11-11 第1回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号 インフレーシヨンの進展に伴つて、必ず脱落する層というものが起り、その不平均が、結局インフレの社會的なる害惡をなすものでありまして、インフレ時においては、失業對策竝びに生活援護ということに十分の考慮を拂う必要がある。今日生活保護法による費用竝びに失業對策費というものに、かなりの金額が計上されているとは思いますけれども、とうていこれだけでは社會不安というものを除去するに足りない。 土屋清